幼児教育の場は、人格と学びの基礎を作る大切な所です。
今から、英語幼稚園(インターナショナルスクール)選びのヒントをお伝えしますが、必ずしもそれが揃っていれば良いインターナショナルスクールとは言えないという事です。
なぜか。
それはご家庭の教育理念やその子の性格、環境などによって、「良いスクール」の意味が変わっていきます。
一番は、インターナショナルスクールへ見学に行き、スクールとご家庭の教育理念と、何よりお子様の性格とスクールが合っているかどうかをしっかり見極めましょう。
それを踏まえた上で、良いインターナショナルスクール選びのヒントを参考にして頂ければと思っています。
良い英語幼稚園選びのヒント!
1.『挨拶』でわかる。
初めて交わす言葉はやはり挨拶。見学時に先生の表情や子ども達の挨拶でスクールのコミュニケーションができているかわかります。挨拶ができる教育者が多いスクールほど、良い教育をしている事が多いと感じます。
2.『色彩』でわかる。
良い教育をしているインターナショナルスクールは園児の作った作品がたくさん飾ってあり、カラフルです。一つとして同じ色の作品がない事は、個性を大事に自由な子どもの発想で描かれている証拠です。物作りに関しては、クラス全体で同じ物を作ったり、先生方のアイデアもクラスから感じ取る事ができます。
3.『外遊び』でわかる。
外遊びの環境や外遊びの頻度はどのくらいあるのか。太陽の光を浴び、思いっきり体を動かせる環境がある事は、幼児教育の中でとても大切です。公園の遊具で遊ぶ環境だけでなく、自然に囲まれた環境があればもっと子どもの五感を刺激し、良いと言えるでしょう。
4.『庭』でわかる。
植物観察や植物を育てる機会を身近に作る事で、野菜や花の成長を見て触って感じ、そこから花の名前や野菜の色が変化していく様子を見て、子ども達に興味を持たせる。野菜や花の種植えをさせる事によって、食育にも繋がっていきます。
5.『衛生管理』でわかる。
単純に教室内は整理・掃除をされているか。子どもが学ぶ環境で、物がゴチャゴチャしていたり、ゴミが落ちていたりしてはとても良いインターナショナルスクールとは言えません。
6.『授業』でわかる。
英語の幼稚園です。もちろん英語の授業があります。見学ですべての教室を見せてくれるインターナショナルスクールは英語教育にも自信がある証拠と言えます。そして、我が子が入園したら年少々から、年長までどのくらいの英語を身に付ける事ができるかイメージする事もできます。
7.『卒園後のサポート』でわかる。
せっかく英語幼稚園を卒園しても、その後の英語のサポートがないと、困ります。通ったインターナショナルスクールで引き続き、卒園児の為の特別クラスがある事はとても大切だと言えます。
8.『ホームページ』でわかる。
必ずと言っていいほど、人は気になった物事は、ネット検索します。気になったインターナショナルスクールをのぞいて見ましょう。園の雰囲気や写真の更新の頻度、わかりやすい内容になっているかは、スクールの教育理念がしっかりしているか否かをホームページからも読み取る事ができます。いわゆるホームページはスクールの顔です。逆に更新があまりされていない、園児とはあきらかに違うイメージ写真を使っているなどホームページ(顔)を見せない事は信用にかかわると言えるのではないでしょうか。
【まとめ】
インターナショナルスクールによって、考えはさまざまです。自由遊びが多いスクール。物作りが多いスクール。授業を重点的においているスクールなど。。。しかし、何よりもバランスが一番大切です。上記に書いた1~8のヒントを踏まえ、バランスの取れた環境やたくさんの経験をさせてくれるインターナショナルスクールはメリハリがあり幼児教育にはとても良いスクールだと考えます。
冒頭でお話ししました、何より我が子に合ったインターナショナルスクールを選ぶ事が大事です。何が、良いか悪いかは見学後に親が見て、感じ、そして大切な我が子を預ける場所を決まる事が一番です。