(熊本)ヒルトップインターナショナルスクールでは、以下の信条に基づく教育を行うものとする。
子どもれぞれに異なる豊かな個性を保持している。
子どもが学ぶ上で、最も効果的な手段は遊びである。
幼児期の経験群は、変遷していく社会の中で生き抜いていく力の基盤を形成する上で、非常に重要な役割を果たす。
同スクールは、個々の発達段階に合致したカリキュラムを通じて、子どもたちが学習経験を蓄積し、以下の精神性を育成することを教育目的とする。
- 自信
- 持続性
- 熱心さ
- 思考力
- 目的意識
- 社会性
- 臨機応変性
その遂行のために同スクール教職員は、
人間関係、言葉、表現、環境理解、健康の5つの発達領域から、必要とされる経験群を分析し、カリキュラムを計画し、日々の遊びや活動を実践する。
実践後は結果について記録し、考察・評価し、調整を行い、その内容を次の遊びや活動に反映させる。
子どもの発達についての情報と記録は、参観や展示、面談や話し合い、書面等で保護者に随時報告を行う。
同スクールにおける生活は、以下雰囲気を醸し出すものとする。
- 安全
- 教育的
- 啓発的
- 創造的
- 開放的(保護者や地域社会との関わり)
同スクールは、フレーベルが「子どもの園」として世界ではじめて開設した幼稚園の基本に則り、子どもたちが遊び、学び、伸びやかに成長していくことを可能にする時間と場を提供するものとする。
子どもたちの関心や興味の対象、資質や能力はそれぞれに異なり、発達の速度や度合いは様々です。そういった子どもたちを個々に支援していくためには、カリキュラムの実施にあたって柔軟性や余裕を持つことが必要となります。特に生活経験の浅い幼児期の子どもの場合には、集団での一斉指導よりも、少人数や一対一での個別指導が最も効果的です。当スクールでは、子どもたちが小人数のグループを作って遊びや活動が展開されます。教職員は、一人一人を観察評価し、遊びが円滑に進むように、また活動の教育的効果が薄れないように、場面ごとに様々な角度から細やかな支援を行います。
子どもたちは、将来の社会の担い手として、知性や精神性を精錬し、価値観や行動様式などの社会的要件を学び、表現力や創造性を育んでいく必要に迫られています。幼児期は、様々な能力の基盤を形成する重要な時期です。当スクールでは、日々で行われる様々な遊びや活動―ごっこあそび、お絵かきや工作、積み木や粘土あそび、体を使うあそび、言葉・文字あそび、数・図形あそび、科学あそび、地理あそび等―を通じて、子どもたちは毎日ともに楽しみながら、知識や技術のみならず、自立性や協調性、認識と思考、言語と表現、運動技能や安全習慣等、新たな能力を獲得しています。
幼稚園と家庭は、子どもの生活環境の核を成す二つの要素です。双方が連動して子どもに対して働きかけを行った場合、その有効性は計り知れません。その観点から当スクールでは、保護者の方々との信頼関係と連携を深めてまいりたいと願っています。宿題を手伝ってあげることから、PTAへの参加やボランティアのお手伝い等、ご支援ご協力をお願い申し上げます。
さらに当スクールは、地域に貢献する教育施設であるべく、教育内容及び技術の向上のために日夜研鑚に励んでいます。地域や保護者の皆様に、アイディアや計画を共有していただき、ご指導ご鞭撻を賜ることができれば幸甚です。